どうして畳店で襖を取り扱っているの?入間市であかつきNo.664の貼り替え事例をご紹介します!
和室に欠かすことができない襖。長い年月使っていると、シミや汚れが目立ってくるようになります。ホームセンターに行けば「簡単に貼り替えられる」という謳い文句で襖紙や道具は手に入れることはできますが、実際にやってみるとなかなか上手くいくことは少ないようです。
それならば襖を貼り替えてくれる業者に依頼することになると思いますが、近所に襖屋さんが見当たらなかったり、ネットで検索してもヒットしないのは当たり前のようになってきました。
そこで今回は畳店で襖を取り扱っている訳と、あかつきNo.664で貼り替えした事例をご紹介します。
今や畳店は和室のコンビニ!?襖を取り扱うようになった訳とは
昔でしたら畳は〇〇畳店、襖はどこどこと決まっていたものでしたが、時代は流れて畳店以上に襖業界の高齢化や後継者不足は深刻になっていました。
私たち畳店がお客様宅にお伺いすると「襖屋さんどこかしらない?」「襖はやっていないの?」などと言われることが年々多くなってきて、ことの重大さを改めて認識させられました。
そこで襖屋さんに代わって畳店が襖の貼り替えをやり始めた訳ですが、自社施工や外注などの違いがあるほか、技術的にもバラツキがあるために、依頼するときは自社で施工している畳店の方が安心して頼めるでしょう。
襖紙はどれを選んでも同じ!?重厚さと厳格さを醸し出す生地と柄が諸部の決め手
襖の紙はザックリ分けると和紙と織物に分類されます。畳と同じように自然の素材を生かしながら空気や湿度を快適に保つ役割もあります。
時に優雅に、時にはモダンにもできる襖紙ですが、畳よりも種類の違いが明確にありますので、選ぶときの参考にしていただければ幸いです。
和紙の襖紙は新鳥の子・上新鳥の子・鳥の子・本鳥の子というランクになっており、順番に質や耐久性、風合いなどが上がってきます。色合いも種類豊富ですが、繊維の細かさや光沢など肌触りもさまざまで、価格も手頃な価格から高価なものまで幅広く用意しています。
織物の襖紙は天然の繊維などを織り込んで強度を上げているので、和紙の襖に比べて破れにくく耐久性が高くなています。ランクは普及織物・中級織物・高級織物に分かれていて、麻・絹・木綿などの天然繊維を用いたものは高級織物で、合成繊維などを使用したものはやはり風合いでは劣ることがあります。
入間市で高級織物で貼り替えした事例をご紹介します!その名もあかつきNo.664
今回貼り替えしたお客様は、前回畳を表替えしたお得意様です。畳の時と同じように上質なものをということであかつきをご提案させていただきました。
あかつきのNo.664は優しい花のリースが雅やかにお部屋を彩っていて、自己主張しすぎずに部屋にすっと馴染む感じです。
触れた感じもツルツルした感じではなく、昔ながらの製法をプラスすることによりペルシャ絨毯を思わすような肌触りを実現でき、お役様にも喜んでいただきました。
まとめ
畳店が襖を取り扱うようになったのは、お客さまが襖屋さんを探すのに困っていたのがきっかけでした。畳替えの時は一緒に襖も貼り替えれば探す手間も省けますし、お部屋もより一層明るくなるのでお近くの畳店までご相談ください。