部屋をおしゃれにするなら畳縁の柄や色は重要?所沢市で大宮縁ルーミーNo.41を使った事例をご紹介します!
普段は特別気にしない畳の縁も、裏返しや表替え、新畳の工事になると決めるのに迷うのが畳縁(たたみべり)です。
色や柄も豊富にあり、昔しながらの亀甲や菱形などの他に今ではこれが畳の縁と思うような斬新なデザインもあります。
畳の工事というとどうしても畳表(たたみおもて)に目がいきがちですが、おしゃれに決めるなら畳表を引き立たせる影の脇役ともいうべき畳縁は欠かすことのできない存在です。
そこで今回は所沢市で新畳を施工した際に大宮縁ルーミーNo.41を使った事例をご紹介します。
畳縁が付いていない縁なし畳はその分安い!?畳縁の役割とは
畳縁とは畳の長手方向に付いている布のことです。畳の角の摩耗を防いだり、畳を敷き合わせたときにできる隙間を埋めるなどの役割があります。
今流行りの縁なし畳には畳縁がついていませんが、価格はその分安くなる訳ではなく畳縁が付かなくても対応できるような施工をしているので、ランクにもよりますが縁なし畳の方が価格が高い設定になっています。
大昔は色や柄によって身分を表していました時代もありました。素材も綿糸や麻糸をロウ引きしていましたが、現在では化学繊維で織られるものが主流となり色数も豊富になりました。
大手畳縁メーカーでは1000種類の畳縁を取り揃えていて、お役さまのニーズに応えようとしています。
大宮縁ルーミーの色は全8色!斬新な柄と思いきや懐かしさもある市松模様とは
大宮縁から出ているルーミーのシリーズは黄色、紺、ピンクなど8種類あり、柄はすべて市松模様となっています。
市松模様とは碁盤目状の格子の目を色違いに並べた模様です。元々石畳のような柄だったので石畳と呼ばれていましたが、江戸中期に歌舞伎役者「佐野川市松」が舞台でこの模様の袴を着たところ、女性の間で大流行し市松模様と呼ばれるようになりました。
市松の柄は途切れることなく続いていくことから繁栄の意味が込められていて、子孫繁栄や事業拡大などの縁起の良い柄として昔から愛されていた模様となります。
畳をおしゃれにする名脇役の大宮縁ルーミーNo.41を使った事例をご紹介します!
今回所沢市で大宮縁ルーミーNo.41を付けたお客様は、畳をそっくり取り替える新畳の工事でした。一階の二間続きのお部屋と2階の一間をさせていただきました。
畳の表面を覆っている畳表も、当店がダントツの納品実績がある厚みがあり目も詰んでいるものでしたので、それと釣り合うようにルーミーNo.41をご提案させていただきました。
黄色系は畳が徐々に日焼けしていくと畳と一体になり、お部屋全体を調和させてくれます。ちょっと斬新に見える市松の柄ですが、納品直後から何の違和感なく溶け込むあたりは長年日本人に親しまれてきた柄のせいかもしれません。
まとめ
畳の縁は畳店によって20種類ぐらいチョイスされていますが、気に入った色や柄がないときは諦めずにカタログ等を見せてもらい気に入った畳縁をつけるようにしましょう。また畳店をお選びの際はそういったことに対して積極的な畳店を選んだ方が間違いがないかもしれません。